スエヒロジョウオー死す 92年阪神3歳牝馬S覇者

阪神3歳牝馬Sを制したスエヒロジョウオーと田面木=1992年12月6日、阪神競馬場
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 92年の阪神3歳牝馬Sを制したスエヒロジョウオーが、30日にけい養先の北海道新冠町の小泉牧場で死んだことが分かった。30歳。ジャパン・スタッドブック・インターナショナルが発表した。

 同馬は栗東・吉永猛厩舎から92年6月に札幌でデビュー。2戦目の函館で未勝利勝ちを決め、5戦目のきんせんか賞で2勝目を挙げると、続く阪神JFの前身である阪神3歳牝馬Sで勝利を飾り、同年の最優秀3歳牝馬に輝いた。その後は未勝利に終わり、93年エリザベス女王杯12着を最後に引退した。通算成績は11戦3勝(うち重賞はG1・1勝)。

 けい養先の小泉牧場代表取締役の小泉星輝氏は「多くのファンに愛された馬でした。今年30歳を迎え、これからも元気に過ごしてもらえると思っていました。毎年、会いに来て頂くファンの方々に亡くなった事を伝えたところ、涙ぐんでいる方がいて、改めて多くのファンに愛された馬であったことを再認識しました」とコメントした。

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