【地方競馬】ブリリアントCはリンゾウチャネルが狙い目

 満を持して南関東デビューを果たす、北からの大物リンゾウチャネルに◎を打つ。

 昨年のホッカイドウ競馬3冠馬。目下7連勝中と輝かしい実績を引っ提げて、昨年11月に船橋・矢野義厩舎に入厩してきた。ところが、馬場が合わずに調整は進まず、いったん放牧へ出て仕上げ直し。じっくりと脚元が固まるのを待って帰厩。その後は順調に乗り込みを消化してきた。

 1週前は古馬A1のベンテンコゾウと併せて、互角以上の動きを披露。最終リハでは次週・クラウンC(川崎)の有力馬ウタマロの内でいっぱいで追われ、4F50秒台の好タイムで1馬身先着。「2週続けていい動き。脚元の不安もなくなった」と、矢野義師は仕上がりの良さには太鼓判だ。

 2歳の秋にジュニアグランプリ(盛岡)で重賞初制覇。その勢いで川崎の鎌倉記念に挑戦。しかし、デビューから連勝中のミューチャリーに6馬身をつけられた。管理していたのは矢野義師だった。「あの当時からも成長しているし、さすがにいいモノを持っているよ」と因縁めいたものに目を細める。

 とはいえ、さすがに今回はメンバーがそろった。しかも5カ月ぶりの実戦に初コース。「どこまでやれるか」と不安は隠せない。それでも数々の名馬を育ててきた名将は、その潜在能力の高さにファイティングポーズを崩さない。「楽しみはあるよ」とニヤリだ。

 鞍上にはフェブラリーS・G1で6着と奮闘した、モジアナフレイバーの主戦も務める繁田健が指名された。指揮官は「先行力を生かした競馬をしてもらいたい」と期待を寄せる。先々は南関東競馬を背負う1頭になる。試金石の舞台だが、それだけに他馬のマークが薄い今回が狙い目だ。(8)の単勝。馬連(8)-(1)(12)(14)を本線に、(8)-(2)(5)(9(10)(13))(15)へ手広く。

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