藤岡康 サトノソルタスで存在感示す

 ここからエンジン全開といきたい。降雪で順延された火曜のマーチS(中山)を、スワーヴアラミスで制した藤岡康太騎手(31)=栗東・フリー。昨年8月の新潟2歳S(ウーマンズハート)以来、約7カ月ぶりのタイトル奪取にも、「重賞を勝てたのは良かったですが、勝ち鞍が止まってしまっている。ここからギアというか、一つ一つの精度を高めていきたいと思います」と改めて気を引き締めた。

 昨年は3月終了時点で20勝していたが、今年はここまで13勝。マーチSの勝利は、節目のJRA重賞20勝目となったとはいえ、手放しで喜んでばかりはいられない。勝ち星量産に加え、今週末の大一番・大阪杯でも、存在感を見せたいところだ。

 コンビを組むのはサトノソルタス。初コンビの金鯱賞では、圧倒的1番人気サートゥルナーリアの2着に奮闘した。「勝ち馬は強かったですが、この馬自身もいい内容。気の悪さを出さずに、しっかり走っていた」と高評価。「二千もいいし、右回りも問題ない。ポテンシャルで言えばここでも」と力強い。伸び盛りの相棒とともに、G1での大仕事を狙う。(デイリースポーツ・大西修平)

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