【ボート】八百長防止へ全レース場に通信抑止装置を導入

 ボートレースで八百長を行ったとして、1月8日に逮捕された元ボートレーサーの西川昌希容疑者(29)が新たに10場18レースの不正に関して再逮捕されたことを受けて、日本モーターボート競走会は19日、都内の本部で「モーターボート競走の不正行為に関する再発防止策」についての会見を行った。

 潮田政明会長(60)は不正行為の発覚要因として、モラル、コンプライアンスに対する教育、指導の不十分など3項目を挙げた。今後実施する再発防止策として、指導・研修会等の強化▽全24場に空港で使用するゲート型の金属探知機導入、外部との通信手段となる携帯電話の電波を妨害する抑止装置の導入などの管理・検査体制の強化▽内部通報制度の導入など7項目を発表した。

 また、西川容疑者の有罪が確定した場合の損害賠償請求なども示唆。合わせて実施団体としての責任の所在を明らかにするため、潮田会長の10パーセントの減給をはじめとする全30人の処分も明らかにした。

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