【競輪】清水G1初制覇「松浦さんの頑張り無駄にしないように」GP出場権ゲット

 「全日本選抜競輪・G1」(11日、豊橋)

 清水裕友(25)=山口・105期・SS=が最終3角から番手まくりを決めて優勝。G1初制覇を果たして、優勝賞金3040万円(副賞含む)と、KEIRINグランプリ2020(12月30日・平塚)の出場権を獲得した。2着に平原康多、3着には山田英明が入った。

 長州の雄が初めてビッグタイトルをつかんだ。松浦の先行に乗った清水が最終3角から番手まくりを放ち、2020年最初のG1を制した。

 2日目12Rのスタールビー賞に続いて今シリーズ2回目の松浦との連係。前回は共倒れになったが、決勝では結果を出した。打鐘で近畿勢が先頭に立つと、松浦がすかさず叩いて先行態勢に入る。清水は最終3角から自力に転じて平原、山田の猛追を封じた。

 「松浦さんの頑張りを無駄にしないように。気配があったので、待ってつぶれるよりもと思って出ました。いざ(タイトルを)獲ってみたら、実感がなくてポカンとしています」

 昨年11月のG1・競輪祭(小倉)では清水が最終2角からまくり、それに乗った松浦がビッグ初優勝を決めた。中国地区でG1を立て続けに制覇。「今後、松浦さんともそうだし、他の人ともうまく連係を決めたい」と意欲を燃やす。

 今回の優勝でグランプリの出場権を早々に獲得した。「タイトルホルダーとして一戦一戦、頑張っていきたい」と力を込めた。会見の最後に、賞金の使い道を問われると「何かいい投資があったら教えて下さい」とちゃめっ気を見せて、報道陣を笑わせた。

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