【POG】新馬戦総括6日 マーフィーが中山新馬戦連勝 トウカイエトワール快勝

 月曜日は中山、京都の2場で計3レースが行われ、中山4Rではヘニーヒューズ産駒のトウカイエトワール(牡、栗東・安田隆)が快勝。鞍上のマーフィーは6Rもヒラボククイーン(牝、父ケープブランコ、美浦・国枝)で制した。また、京都ではマジェスティックウォリアー産駒のリュクスウォリアー(牡、栗東・平田)がデビュー戦を飾った。

 中山4R(ダート1200m)で2番人気に支持されたトウカイエトワールは道中、好位の外めを追走。手応え良く4角を回ると、直線で鞍上・マーフィーのアクションに応えて抜け出し、1分14秒1のタイムでフィニッシュした。2馬身差の2着は5番人気のストームファルコン。マーフィーは「さすがリーディング厩舎。素晴らしく仕上がっていた。上のクラスでも通用すると思う」と素質を絶賛した。「適性はダートだと思う。1400mまでは何とか持ってほしい」とは安田隆師。今後は放牧に出してリフレッシュを図る。(採点・★★★☆☆)

 6R(ダート1800m)もマーフィーが騎乗した3番人気ヒラボククイーン(牝、父ケープブランコ、美浦・国枝)が、1分58秒0のタイムで牝馬限定のメイクデビューを制した。道中は先手を奪った1番人気アネモネテソーロとほぼ併走状態で2番手。勝負どころでアネモネの前に出ると、4角を先頭で通過。そのまま力強く脚を伸ばし、後続に1馬身差をつけてゴールした。マーフィーは「追い切りに騎乗して、感触は良かったです。性格も良く、素直で乗りやすい馬ですね」と高く評価した。(採点・★★★☆☆)

 京都2R(ダート1800m)は、マジェスティックウォリアー産駒の2番人気リュクスウォリアー(牡、栗東・平田)が、1分54秒8のタイムでデビュー勝ちを決めた。前半5F通過が65秒1のスローペースで2番手のポジション。4角で逃げ馬をパスすると、ほぼ先頭で直線へ。馬体を並べていた3番人気タイセイパワーズ(2着)に半馬身ほど前に出られたが、ゴール前で内からグイッと伸びて差し返し、最後は首差をつけてゴールした。和田は「折り合いがつくし、スピードもある。楽しみ」と振り返った。母も管理した平田師は「お母さんが千四だったから、千八がどうかと思ったけど、文句なし。初子だし、うれしいよ」と上機嫌だった。(採点・★★☆☆☆)

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