先週末は２１日に中山で行われたオープン特別「クリスマスローズステークス」は、ダイワメジャー産駒のケープコッド（美浦・高柳瑞）が１番人気に応えてＶ。２２日に阪神で行われた２歳１勝クラスの「千両賞」は、８番人気シャンドフルール（栗東・松永幹）が制した。

　２１日の中山９Ｒ・クリスマスローズＳ（芝１２００ｍ）はケープコッドが１番人気に応えた。中団追走からムーアのアクションに応えて力強く加速。先んじて抜け出していた３番人気メメントモリ（２着）坂上から追い詰め、ゴール寸前で鼻差とらえた。勝ちタイムは１分８秒９。ムーアは「最後はよく伸びてくれた。千二は少し忙しい感じがしたので、理想は千四だろう」と涼しい顔。高柳瑞師は「今後は距離延長を検討しますが、未定です」と話した。　（採点・★★★☆☆）

　２２日の阪神９Ｒ・千両賞（芝１６００ｍ）は、先手を奪った西村淳騎乗の８番人気シャンドフルールが、直線に向いて後続を突き放し２勝目をマーク。（株）ノーズヒルズ生産のキズナ産駒が前走６着からの反撃に成功した。勝ちタイムは１分３４秒７。２馬身差の２着は内から伸びた４番人気のソウルトレイン、さらに首差の３着には２番人気ジュビリーヘッドが入り、１番人気に推されたシャドウブロッサムは７着に終わった。初コンビとなった西村淳は「いいスタートを切れました。リズム重視で行ければ能力を出せると思っていましたが、うまくかみ合いましたね」と振り返った。　（採点・★★★☆☆）