藤田菜七子騎手がターフプラザをPR

 特別展示を笑顔でPRする藤田菜七子騎手=美浦トレセン
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 JRAの美浦トレーニングセンター(茨城県)にある広報会館のターフプラザが14日からリニューアルオープンするのに伴い、8日のカペラSをコパノキッキングで勝ち、女性騎手として史上初のJRA平地重賞制覇を達成した藤田菜七子騎手(22)=美浦・根本康広厩舎=が11日、リニューアルオープンの内覧会で自身の特設展示コーナーなどをPRした。

 まだ重賞Vの余韻が残るなかで、カペラSの優勝レイとコパノキッキングのサイン入り勝負服が展示された特設コーナーで藤田菜が笑顔を見せた。

 「つい先日のことですが、(カペラSの)優勝レイを見ると感慨深いものがあります。たくさんの方々におめでとうという言葉を掛けていただき、とてもうれしいです」

 28日まで中央競馬の開催は残っているが、今年は2月のフェブラリーSでG1初騎乗を果たし、10月の東京盃では交流重賞を制覇。海外での活躍もあり、大きく飛躍した一年となった。「デビューしてから一番いろんなことがあって、たくさんのことを経験させてもらいました。2020年はもっと勝てるように、目の前の1勝を目標にひとつずつ積み重ねていきたいです」と抱負を語った。

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