【競輪】64歳の三ツ井勉が最年長勝利記録 取手で24年ぶりに記録更新
三ツ井勉(64)=神奈川・45期・A3=が23日、取手競輪2日目1Rで1着となり、最年長勝利記録を24年ぶりに更新した。三ツ井は64歳1カ月13日で達成。これまでの記録は、橘内茂夫(引退)が1995年11月9日に立川競輪で達成した64歳17日だった。
この日のレースで、三ツ井は吉沢賢(千葉)を番手で追走。吉沢が最終ホーム4番手からまくると、三ツ井は離れてしまった。しかし、自力を発揮して同3角で追いつくと、その勢いのまま直線で抜け出して差し切った。
「記録は言われるまで全然知らなかった。今日は吉沢君が頑張ってくれたおかげです。来期は点数上、続けられるか分からないけど、これまでやってきたことをやるだけです」
三ツ井は1955年10月10日生まれ。80年4月20日に西宮競輪(廃止)でデビュー。通算成績は3044走で351勝。次走は30日からの高松F2に出場予定。