木村師 “黄金タッグ”で連覇狙う!

 涙のG1初制覇からはや一年-。昨年のマイルCSをステルヴィオで制した木村哲也調教師(46)=美浦。「昨年勝ったことで、違うステージに行けた」と話した師の瞳に、レース連覇へ向けた決意の色が浮かぶ。

 今年、送り出すのはプリモシーン(牝4歳)。今春のヴィクトリアMで首差2着の実力馬だ。13日は美浦Wでエスタジ(3歳2勝クラス)、ラムセスバローズ(4歳2勝クラス)の間へ馬体をねじ込み、5F69秒5-40秒2-12秒4を計時。前走の府中牝馬Sがまさかの最下位15着。「彼女のプライドを復権させたい」という指揮官の思いが伝わる、熱い3頭併せを消化した。

 鞍上は、今週から短期免許で来日予定のビュイック。プリモシーンとは昨年のターコイズS(8着)以来、5戦ぶりのコンビ再結成となる。木村師は「昨年のレース前、ビュイックさんに“この馬で(来年は)G1に行くから頼む”と伝えていました。それくらい手応えを持っていた馬。何とかいい体調で送り出したい」と力を込めた。英国の名手との黄金タッグで、今年も淀のマイルを沸かせる。(デイリースポーツ・刀根善郎)

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