藤田菜七子が栗東見参 アドマイヤジャスタとのコンビで福島記念挑戦へ

 目下、JRA騎乗機会7週連続勝利中の藤田菜七子騎手(22)=美浦・根本=が、次週の福島記念(10日・福島)で、アドマイヤジャスタ(牡3歳、栗東・須貝)と初コンビを組むことが正式に決まった。31日には栗東トレセンへ乗り込み、ジャスタを含めて3頭の調教に騎乗した。

 昨年のホープフルS2着馬の背にまたがると、馬場整地明けにアドマイヤアゼリ(5歳3勝クラス)とともにCW入り。2馬身追走の形で5Fから加速した。3F標まではおおむね15-15でゆったり駆けていたが、軽く促されると直線内から鋭く並びかけ、半馬身先着した。時計は5F66秒7-37秒6-12秒1。

 菜七子は「追い切りの感じはすごく良かった。楽に並びかけられましたし、まだ、やればやっただけ動きそうな手応えでした。いい感触をつかむことができました」と話した。

 先週終了した新潟競馬では9勝を挙げ、女性騎手初の開催リーディングを獲得。さらに年間でも20勝を挙げてWリーディングに輝いたばかり。福島も通算16勝をマークし、新潟(通算37勝)に次いで実績を挙げているコースだ。パートナーはG1で2着した実績馬。重賞で好結果を出すイメージを大きく膨らませた。

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