【アルゼンチン共和国杯展望】飛躍の秋へ!ルックトゥワイスが重賞連勝狙う

 「アルゼンチン共和国杯・G3」(11月3日、東京)

 目黒記念で重賞初Vを飾ったルックトゥワイス。スタート直後に挟まれて後方2番手となったが、直線で外に持ち出すとメンバー最速の上がりで豪快に突き抜けた。陣営は秋の最大目標をジャパンCに定め、ここからの始動に。昨年は8着に敗れたが、その後は重賞戦線で力をつけてきた。昨年の雪辱を果たし、秋の大舞台に弾みをつけたい。

 ノーブルマーズは昨年の宝塚記念で3着に奮闘した実績を持つ。低迷していた時期もあったが、小倉記念3着、京都大賞典4着と近2戦は復調を感じさせる走り。瞬発力勝負では分が悪いが、いい脚を長く使えるタイプだけに舞台設定はピッタリ。1週前には栗東坂路で4F53秒0-13秒0と好気配を示した。今回はV争いになるはずだ。

 六社Sを勝ったアフリカンゴールド。好位のインを追走し、直線であっさり抜け出して快勝した。条件戦を連勝して、菊花賞にも駒を進めた素質馬。半兄が14年ドバイワールドCを制したアフリカンストーリーという血筋だけに、今後の伸びしろは大きい。ハンデにも恵まれるはずで、条件戦組が好走している傾向からも警戒が必要だ。

 ムイトオブリガードは昨年の2着馬。今年に入っての4走は6、7、8、5着とやや伸び悩んでいるが、金鯱賞、大阪杯などG1馬が相手だったことを考えれば酌量の余地がある。〈3、1、0、1〉という府中巧者だけに、軽視はできない。

 障害界の絶対王者オジュウチョウサンは、昨年の有馬記念以来2度目の平地重賞参戦。秋の復帰戦となった六社Sは10着。上がり勝負になっては大敗もうなずける。しぶとさが生きる東京芝2500メートルが舞台なら、通用してもおかしくない。

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