【アルテミスS】リアアメリアが無傷2連勝で重賞初制覇

アルテミスステークスを制したリアアメリアと川田将雅騎手(右)=東京競馬場(撮影・園田高夫)
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 「アルテミスS・G3」(26日、東京)

 久々も関係ない。単勝1・3倍の断トツ人気となったリアアメリアが直線一気。無傷の2連勝で重賞初制覇を決めた。

 序盤こそ折り合いを欠き気味だったが、鞍上がなだめて最後方から末脚を温存。直線坂を上がってからのゴーサインに応えると、一気にエンジン全開。ラスト200メートル過ぎで、先行勢を外から並ぶ間もなくかわし去ると、そのまま先頭でゴールイン。1分34秒3のタイムで、過去にリスグラシュー、ラッキーライラックとG1馬が勝った出世レースを制した。

 新馬戦を勝って以来5カ月ぶりの一戦。川田将雅騎手は「いろいろなことが一変に経験できた。どうしても進み過ぎるところがあるけど、遅いペースのなかで、この馬なりに辛抱できたし、いい経験になった。思っていた以上に着差はつかなかったけど、現状としてはいい競馬ができた。さらに成長してくれると思うし、きょうは20キロ増えていたけど、その分、動きづらかったかな。楽しみですね」と淡々と振り返っていた。

 2着には好位から伸びた2番人気のサンクテュエール、3着には逃げた5番人気のビッククインバイオが粘った。

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