【POG】2歳馬総括 ワーケア、楽勝で無傷V2 テイエムサウスダンも連勝

 19日に東京で行われたアイビーS(芝1800m)は、圧倒的支持を集めたワーケアが無傷の2連勝を飾った。20日の京都・なでしこ賞(ダート1400m)は4番人気のテイエムサウスダンが2番手から抜け出して、未勝利からの2連勝とした。

 東京9R・アイビーS・L(芝1800m)は、単勝1・3倍の1番人気に支持されたワーケア(美浦・手塚)が無傷2連勝を決めた。道中は中団の5番手を追走。手応え十分に直線を向くと、軽く仕掛けられただけで一気に抜け出し、目いっぱい追われることなくゴールを駆け抜けた。重馬場のタイムは1分48秒1。3馬身差の2着は4番人気のクリスティ、さらに首差の3着には2番人気のショコラブリアンが入った。ルメールは「楽勝でした。距離は延びても大丈夫。まだこれから良くなる」と称賛。手塚師は「ここはメンバーも楽だったからね。次は一線級との戦い。そこで力試しだよ」と気を引き締めていた。次戦はホープフルS(12月28日・中山、芝2000m)が濃厚だ。(採点・★★★★★)

 京都8R・なでしこ賞(ダート1400m)は、4番人気のテイエムサウスダン(栗東・飯田雄)が、未勝利からの連勝で2勝目を手にした。道中は2番手で折り合い、そのまま4コーナーへ。逃げ馬を残り100mで競り落として力強くフィニッシュした。中団から末脚を伸ばしたルメール騎乗の1番人気アルコレーヌが、ゴール前で1馬身1/4差の2着に浮上。さらに鼻差の3着に逃げた5番人気のラインガルーダが続いた。勝ちタイムは1分23秒6。M・デムーロは「スピードとスタミナがあるのは分かっていたし、前走の勝ち方も良く、時計も速かったので自信を持って乗った。思った通りに伸びてくれた」と振り返った。飯田雄師は「コーナーで少し逃げたりしましたが、直線を向いてしっかりと伸びてくれましたね」と笑顔。次は兵庫ジュニアグランプリ(11月27日・園田、ダート1400m)で重賞初Vを目指す。(採点・★★★☆☆)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス