【セントウルS】イベリス馬体成長 角田師「本番は賞金的に…」いざG1へ全力投球

 「セントウルS・G2」(8日、阪神)

 偉大な姉が果たせなかったG1制覇へ、イベリスが始動する。半姉は15、16年サマースプリントシリーズの覇者ベルカント。姉が当時、連覇したアイビスSDや北九州記念(15年V)はパス。妹はNHKマイルC16着後をリフレッシュ休養に充てた。

 角田師は「体を成長させたいというのがあった。例えば小倉に行って、ここも使って本番というローテは厳しいからね」と意図を説明する。思惑通り、体はボリュームアップ。「少し大きくなっているし、体が増えているのは成長分。ここで勝てないと、本番は賞金的に出られない。初の古馬相手だし、しっかり仕上げていって、どうかだね」と試金石の一戦に位置づける。

 先月末の1週前追いでは、栗東坂路で4F51秒3と自己2番目の好時計。鋭い動きで、併せた僚馬に1馬身半先着した。高野助手は「馬の後ろで折り合いも良く、最後もしっかり動けた」と感触は上々だ。

 歴戦の古馬が相手だが、斤量差と自慢の快速を生かせれば、好勝負は可能。目標のスプリンターズS(29日・中山)に向け、勝利で自らの道を切り開く。

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