日本馬初!ディアドラ英国屈指の難コースに挑戦
「魁!海外馬券塾」(31日)
英国南部の街、チチェスター郊外にあるグッドウッド競馬場。芝1600メートルのゲート地点から見た景色は、今でも鮮明に覚えている。スタートしてすぐ、丘ひとつ分を駆け上がるような急坂があり、その先で右に曲がる。カーブのあたりから今度は急な下りがあり、最後の直線はほぼ平たんだ。トリッキーなコースが多い英国の競馬場の中でも、極めつけの存在と言える。
その難コースに史上初めて日本馬が挑む。ナッソーS(英G1・牝芝1980メートル)に出走するディアドラだ。ドバイ、香港、英国と転戦し、牡馬相手のG1で4、6、6着。いずれも賞金圏内の着順に入っているのは立派だが、勝ち負けには絡めていない。今回は英・愛1000ギニーを制したハモーサ、ディアヌ賞(仏オークス)の勝ち馬チャンネルなど強豪もいるが、近3走と比べれば相手関係は楽になる。
現地報道によると、ディアドラは2週前に一度、滞在先のニューマーケットからグッドウッド競馬場へ行き、芝コースで追い切りを行ったとのこと。調教とスクーリングのために、往復5時間はかかる道のりを輸送できたことから、体調の良さがうかがえる。異例の世界転戦を続けるディアドラと陣営の武運を祈りたい。(海外遠征コーディネーター・田中敬太)



