重賞初挑戦、デビュー4年目・森裕つかんだチャンス

 大仕事をやってのけるか。中京記念でクリノガウディーに騎乗する森裕太朗騎手(22)=栗東・フリー=が、重賞初騎乗初勝利を狙う。

 コンビを組んだデビュー戦は、自身初めての新馬戦Vだった。ただ、その後は手綱を取るチャンスがなく5戦を消化。2着と健闘した朝日杯FSも外から眺めることになった。「ゲートを受かってから、攻め馬もずっと乗っていたので。そのあと騎乗できなかったのは自分の力不足です」と、悔しさを押し殺しつつ語る。

 放牧明けの今回は、2週連続で追い切りに騎乗し、感触を確かめた。「手応えがすごく良かった。仕上がりはいいし、やはりいい馬ですね。体も増えて、ストライドも大きくなった」。久々に味わうパートナーの背中。成長ぶりが心強い。「のみ込まれないようにしたいですね。期待に応えられる結果を残せるように頑張りたい。(前走まで4戦騎乗した)佑介さんも“あるぞ”と言ってくれたので」。デビュー4年目で手にしたチャンスをものにする。(デイリースポーツ・井上達也)

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