【オート】34期新人の上和田拓海が鮮烈デビュー 森且行も絶賛「素質はかなり高い」

デビュー戦を圧勝した大物ルーキーの上和田拓海
2枚

 「川口市営第4回2節」(17日、川口)

 スーパールーキーの呼び声が高い上和田拓海(22)=川口・34期=が、開催初日の6Rを圧勝し、鮮烈デビューを飾った。試走は48とやや物足りなかったが、前評判の高さもあって、断然の1番人気に推された。

 0メートルハンデで1枠の上和田は、2枠の阿久津正夫(川口)より50メートル前、最重ハンデ組より80メートル前からのスタート。その有利なハンデを生かし、スタートからゴールまで独り旅。全く危なげなく6周回を逃げ切り、2着に流れ込んだ阿久津に17メートルの差をつけた。

 「ホッとしているの一言です。走路温度が高くて、思った通りの試走ができなかった。でも、試走で滑ることが分かったので、レースはなるべく滑らないように走りました。ロードレースとは違う緊張感がありました」

 人気に応えられて安堵の表情を見せた上和田は、ロードレースから転身。選手養成所の同期の中では、常に他を圧倒する技術の高さを見せて、最優秀賞を受賞した。教官から「将来、トップクラスを狙える逸材」と高評価されている。デビューから12連勝した青山周平、9連勝した鈴木圭一郎に続くことができるか注目を集める。

 指導員は斎藤撤二だが、補助指導員の森且行が時間をさいては手取り足取り教えている。「素質はかなり高いと思います。練習でも1回も転ばない。そんな新人はめったにいないから」と森は勝って当然という顔だった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス