ミナリク“日本最終週”で重賞初V狙う

 4月4日で3カ月間の短期免許が終了するフィリップ・ミナリク騎手(44)=チェコ=が、JRAでのラストウイークにも全力投球を約束した。

 昨年に続く2度目の短期免許だったが、現在、前回の9勝を上回る11勝を挙げている。「1カ月(期間が)長いからね。だけど、今回もいい経験ができたよ。人間関係にも幅が広がったしね。前回は刺身がうまかったけど、今回はラーメンや日本そばにもチャレンジした。おいしかったよ」と、すっかり日本がお気に入りだ。

 今週はダービー卿CTに昨年の覇者ヒーズインラブ、日曜の大阪杯はサングレーザーで挑む。「2頭ともVTRを見たけど、楽しみな馬だね。ヒーズインラブは昨年勝った後は勝ててないけど、勝っているレースだし、頑張ってくれるんじゃないかな。サングレーザーは前走、香港でも好走していたね。世界でも通用する馬に乗れるのは楽しいよ」と意欲を示す。日本で初の重賞勝ちも夢ではない。

 穏やかに話すその表情からも、充実した日々を送れたことが伝わってくる。「昨年の経験にプラスアルファできたし、人間としてもジョッキーとしても、また成長できた。もちろん、また来るよ」と再来日を約束した。(デイリースポーツ・村上英明)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス