今年も混戦&ハイレベル!ドバイシーマクラシック
「魁!海外馬券塾」(6日)
今月末に迫ったドバイWCデー。ドバイターフ(芝1800メートル)は絶対的な本命アーモンドアイがいるので、馬券的な興味はドバイシーマクラシック(芝2410メートル)に向く。
クロスカウンターは昨年11月、オーストラリアのメルボルンC(芝3200メートル)でG1初制覇。軽ハンデの恩恵もあったが、直線だけで20頭余りを差し切った末脚は、鮮烈な印象を与えた。
オールドパーシャン、プリンスオブアラン、デザートエンカウンターなど有力馬が顔をそろえる9日の前哨戦ドバイシティオブゴールド・UAE・G2。昨年はホークビルがこのレースと本番を連勝したように、今年も目が離せない一戦だ。
アイルランドの名門、A・オブライエン厩舎からは、昨年のブリーダーズCターフでエネイブルと接戦を演じたマジカルに、1月のペガサスワールドCターフ2着マジックワンドと遠征に実績のある牝馬2頭が参戦の見込み。ここに日本のレイデオロ、シュヴァルグラン、スワーヴリチャードが加わり、例年と同じく極めてレベルの高い争いになる見通しだ。(海外遠征コーディネーター・田中敬太)