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【フェブラリーS】菜七子やってやるぞ 女性騎手G1初騎乗初Vへ

 “相棒”とともに初のG1舞台へ挑む藤田菜七子=栗東トレセン(撮影・石湯恒介)
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 「フェブラリーS・G1」(17日、東京)

 刻一刻と歴史的瞬間が迫ってきた。藤田菜七子騎手(21)=美浦・根本=が17日、フェブラリーSで自身初のG1騎乗に臨む。JRA女性ジョッキーによるG1挑戦も史上初だが、何も話題先行というわけではない。コンビを組むのは重賞連勝中のコパノキッキング。風水でおなじみの“Dr.コパ”こと小林祥晃オーナーが用意したバリバリの有力馬だ。持ち前の強心臓で相棒を導き、あっさり初騎乗初Vをやってのけるかもしれない。

  ◇  ◇

 -GI初騎乗まで1週間を切った。騎乗が決まった時の心境は。

 「その日は中京で乗っていました。コパノキッキングが根岸Sを勝ったのは知っていましたけど、レースは見ていなかったんです。しばらくしたら、村山先生から(騎乗依頼の)お電話を頂き、“頼むねー”と言われて…本当に信じられないような感じでした」

 -実際、コパノキッキングに乗ってみた感触は。

 「すごくいい馬ですし、本当に反撞(はんどう=運動時に鞍から騎手に伝わる上下動)がなくて、すごく乗りやすかったです」

 -気になる点などはあったか。

 「普段の日と競馬の日とは全然、雰囲気も変わる馬だと聞いているので、当日どのくらいテンションが上がるか分からないですけど、すごく乗りやすいですし、そのイメージで競馬も臨みたいと思います」

 -G1に乗せることをオーナーは以前から明言していたが、思ったよりも早かったか。

 「タイミングについては私がどうこう言える立場ではないのですが、すごく大きなチャンスを頂いて、とてもうれしいです。今年も(コパノピエールで)勝たせてもらいました。コパさんの馬で初勝利を挙げられたのはうれしいし、感謝の一言に尽きますね」

 -オーナーはどんな人?

 「懐の深い方。すごく馬のことも分かってくれています。いろんな話をしてくださるし、理解のあるオーナーだと思います」

 -“Dr.コパ”といえば風水が有名だが、占いなどは信じるか。

 「信じます!占いは好きですよ。今まではそういう話はしなかったのですが、コパさんにレースに乗る前に塩で清めていただいたりしてもらっています。(GI騎乗が決まってからは)新しいものを使い始めて、とか、白身魚を食べて、とか。最近は加湿器を買ったんですが、何色にするか迷っていて…。その時にコパさんから進言してもらい、白色にしました」

 -GIのイメージは。

 「競馬自体はそこまで変わるとは思わないけど、お客さんが多いですし、雰囲気は違ってくると思います。選ばれた人と、選ばれた馬しか乗れないレースだと思うので、そのレースに乗せていただくチャンスをいただいたことを、本当にうれしく思いますし、頑張らなければならないなと思います」

 -これを機会に騎手を目指す女性も増えるのでは。

 「後輩の女の子のために頑張るというわけではないですが、私が頑張ることで、結果的に女性が騎手を目指してくれれば」

 -デビュー4年目。同期からの刺激はあるか。

 「ライバルであり、負けたくないですが、勝ったらおめでとうと言い合える仲。GI初騎乗が決まった時も“おめでとう”“良かったね”と言ってくれました」

 -現時点での心境、意気込みを。

 「出馬表や枠順とかが決まってくると緊張してくるかもしれませんが、その時になってみないと…。今はそれほど緊張はしていませんし、楽しみの方が大きいです。“やってやるぞ!”という気持ちですね」

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