武豊 菜七子を気遣う フェブラリーSでG1初騎乗「自分の力でつかんだチャンス」

 小倉競馬場で開催される「武豊展~4000勝の軌跡~」のオープニングセレモニーが7日に行われ、式典に武豊騎手(49)=栗東・フリー=が登場。次週のフェブラリーSでG1初騎乗を迎える藤田菜七子騎手(21)=美浦・根本=について問われ、「単勝が売れそう(笑)。彼女にとってチャンスだと思うし、力が入るでしょうね」と大一番に向かう後輩の心境を思いやった。

 菜七子のパートナーは根岸S覇者コパノキッキング。自身も有力馬インティで臨むとあって「レースでは応援できないけど(笑)」と前置きしつつ、「オーナー(Dr.コパこと小林祥晃氏)との相性の良さもあるだろうし、自分の力でつかんだチャンスだと思う」と語った。

 なお、同イベントの開催期間は9日から3月3日まで。先行展示会を見て回った武豊は「小倉にまつわる記念品を見て、いろいろなことがよみがえってきた。ここでは1000勝や最多勝記録(2944勝)を達成しましたし、本当に縁のある競馬場だと思います」としみじみ。来月15日に50歳の誕生日を迎えることにも触れ、「まだまだこの年齢になっても仕事は楽しい。競馬の楽しさや素晴らしさを伝えていければ」とファンに向けてメッセージを送った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス