【オート】永井大介がSS王座決定戦を制覇 トップSで逃げ切って3回目の優勝

3回目の優勝を成し遂げ、賞金ボードを掲げて喜ぶ永井大介
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 「スーパースター王座決定戦・SG」(31日、川口)

 開催最終日の12Rで優勝戦が行われ、1番人気の永井大介(41)=川口・25期=が、1枠からトップSで逃げ切り、3秒347(100メートル平均)のタイムで優勝。4年ぶり3回目の大会制覇を飾った。SG制覇は通算15回目。2着は高橋貢、3着には鈴木圭一郎が入った。

 3年以上もSG制覇から遠ざかっていた永井が、久々に実力ナンバー1にふさわしいレースで完勝した。レーサーを目指すきっかけになった片平巧のSG優勝回数15に並んだのも感慨深いだろう。

 「若手も出てきたし、SGは無理かなとも思っていたので、うれしい。あこがれの片平さんの記録は追いつきたくなかったという思いもあります」

 レースは1枠の永井がコンマ06のSを決め、外からきた青山を封じて1角を先取り。そのまま10周回を逃げ切った。10周バックで高橋が青山を差して2番手に浮上。4角で流れた青山を鈴木が差し、内から高橋に迫ったが、同タイムで高橋が2着となった。

 「エンジンもタイヤも、一番良かった2日目の状態に戻して、試走から出ていました。Sも3、4日目の反省を生かせた。前々節のクランク交換から、気持ち良く突っ込めるようになっていた」

 頂上決戦を制しても一日も休む暇なく、2019年は元日の夕方に川口入りして、2~5日の地元戦から始動する。新年2節目の伊勢崎G1シルクカップ(10~14日)で、鈴木圭や高橋貢、青山周らと再び覇権争いを演じる。

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