【朝日杯FS】アドマイヤマーズ戴冠 止まらない外国人旋風…10週連続G1制覇

 プレゼンターの飯豊まりえ(左)とM・デムーロ
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 「朝日杯FS・G1」(16日、阪神)

 無敗王者の誕生だ。M・デムーロ騎乗の2番人気アドマイヤマーズが、直線早め先頭から力強く押し切って、4戦4勝で戴冠を射止めた。これで秋華賞から続く外国人ジョッキーのG1勝利は10週連続となった。なお、断然の1番人気に推された紅一点・グランアレグリアは直線伸びを欠き3着。38年ぶりとなる牝馬Vの偉業はならなかった。

 迷いはなかった。勝負の4コーナー。M・デムーロは、前を行くグランアレグリアにターゲットを絞った。名手のGOサインに応え、加速するアドマイヤマーズ。一気にライバルをかわして先頭に立ち、視界が開けた先には、栄光のゴールが待っていた。

 ライバルに2馬身差をつける快勝劇。M・デムーロは「先頭に立つのが少し早かったですが、問題ありませんでした。最後まで同じペースでしっかり伸びてくれましたし、本当に頭のいい馬です」と、パートナーの頑張りを笑顔でたたえた。

 デビューから無傷4連勝での戴冠。その起点となった6月(中京)の初戦で名手は非凡な素質を感じた、という。「走り方がきれいで、とても賢い。素晴らしい馬。そう思いました」。父ダイワメジャーを皐月賞馬へと導いたのは、04年のこと。「とてもパワーがあって、うるさいところがあった父とは似ていませんが」と笑うが、14年前の記憶が、道しるべとなった一面もあるのかもしれない。

 3~4コーナーでペースが落ち着いた瞬間、「ヨーイドンの競馬になるかもしれない」と直感が働いた。父の特徴でもあった、いい脚を長く使える長所は、息子にも引き継がれている。だからレースを動かすことに、ためらいはなかった。

 先週は弟のクリスチャンが阪神JFを制覇。バトンを受ける形でG1奪取を成し遂げた兄は「菊花賞(エタリオウ2着=友道厩舎)は残念でしたが、ようやくリベンジができました」と友道厩舎所属馬での勝利に、感謝の言葉を口にした。

 絶好のポジションから堂々と前をとらえたレース内容に、友道師は「3、4番手ぐらいで、と話していたんです。本当にいい競馬だったと思います。距離はもう少しあっても行けそうですし、まずは皐月賞(4月14日・中山)を目指したい」と牡馬クラシック第1冠への挑戦に言及。明けて2019年は、父が輝いた皐月の舞台を見据えながら、信じた王道を突き進む。

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