【有馬記念】モズカッチャン「上積み感じる」 4年ぶり6頭目の牝馬Vへ

 「有馬記念・G1」(23日、中山)

 14年ジェンティルドンナ以来、4年ぶり6頭目の“牝馬V”を目指すモズカッチャン。強豪牡馬が相手だが、昨年は牝馬のクイーンズリングが8番人気で2着に大駆け。今年も注意が必要だ。

 16日は午前7時半に栗東坂路へ登場。ゆったりと駆け上がると、ラスト3Fからペースアップした。しまい強めに追われ、4F57秒1-42秒1-12秒9を計時。騎乗した古川助手は「2週続けて時計を出しているので、疲れを残さないように。反応が良くなっていますし、上積みはすごく感じます。“一発狙えるんじゃないか?”と思えるぐらいの状態」と笑みを浮かべた。

 今季は牡馬相手の重賞を中心に出走し、4、6、3、3着と堅実駆け。最終戦でビッグタイトルを手にしたいところだ。「レイデオロとも差のない競馬をしていますからね。同期のディアドラやリスグラシューも香港で頑張っていた。内枠を引けたら面白いと思います」。頼れる鞍上M・デムーロとのコンビで、アッと驚かせる。

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