【ボート】GP&QCカウントダウンコラム14

 峰竜太
2枚

 「グランプリ・SG」(19日開幕、住之江)

 ◆男子2位・峰竜太

 峰が今年の不満を最高峰の舞台で拭い去る。「昨年に比べると、結果を残せなかった」と振り返る2018年。6月に下関、9月にも多摩川でG1・周年記念を制したが、SGではチャレンジカップの優出2着が最高で栄冠には届かなかった。

 黄金のヘルメットを狙うには、勢いに乗ることを意識する。「いいときはイケイケで行けるし、120%の力が出る。そういう力が出せるメンタルで住之江に行きたい」と自身を鼓舞する。昨年は4回目の出場で、初めてグランプリ優勝戦に進出した。今年は“イケイケモード”で、頂点まで上りつめる。

  ◇  ◇

 「クイーンズクライマックス・プレミアムG1」(26日開幕、平和島)

 ◆女子2位・長嶋万記

 今年の長嶋は優出15回、優勝5回と断然の成績。SG、G1への出場機会が増えた。「毒島選手や桐生選手に、すごいレースを見せてもらっている。私も自分のためにしっかりとレースをすることで、ファンに伝わっていくと思う」。男子のトップレーサーからの刺激が、モチベーションを高めてくれる。

 今年のクイーンズクライマックスは、賞金ランキング2位でトライアル初戦は1号艇。「平和島は1号艇でも簡単には勝てない。本番までの何節かで、今年積み上げてきたものを“確信”に変えていきたい」とG1初制覇に気合を込める。

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