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【阪神JF】ダノンファンタジー2歳女王 外国人騎手9週連続V

 クロノジェネシス(右)とのたたき合いを制したダノンファンタジー(中央)=撮影・石湯恒介
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 「阪神JF・G1」(9日、阪神)

 今週も外国人ジョッキーだ。2歳女王に輝いたのは、後方から大外一気に差し切ったC・デムーロ騎乗の1番人気ダノンファンタジー。これで外国人ジョッキーのG1勝利が9週連続となった。2着は2番人気のクロノジェネシス。G1初制覇を狙った北村友は、悲願へ半馬身だけ及ばなかった。

 父ディープ譲りの末脚がさく裂した-。ダノンファンタジーが直線一気でライバルを一蹴。2歳女王の栄冠を勝ち取った。

 道中は後方で折り合いに専念。ほぼ最後方という絶体絶命にも思える位置から、直線は大外へ。C・デムーロがステッキを入れて懸命に追う。クロノジェネシスと2頭で馬体を並べて伸びると、一気に先団をとらえ、残り100メートルで先頭に立ち、そのまま豪快に突き抜けた。「(1週前の)調教でエキサイトするところがあったので、リラックスさせて後ろのポジションに。外からいい脚を使った。いいハートを持っていて、すごくいい馬」と鞍上は満足げに話した。

 1番人気に応え、中内田師もホッとした表情を見せる。「あの子の一生懸命に走る姿を見れて良かった。頑張ってくれました」。6月のデビュー戦2着の後、休養を挟んで3連勝の快進撃。「リズム良く走れたので、そのあたりが成長かな。これからもまだ成長してくれる」。充実ぶりがG1勝ちにつながったことを強調した。

 秋華賞から始まった今秋G1の外国人ジョッキー旋風。その追い風に乗ったクリスチャンは、昨年のホープフルS以来となるG1通算3勝目を手にした。「毎年G1を勝つのが目標。うれしい」。先週のチャンピオンズCを勝った兄ミルコに続くVに「面白いですね。家族としてうれしい」と白い歯を見せた。

 現在はフランスを主戦場とするクリスチャンだが、その先に描くプランがある。兄に続くJRA通年免許の取得だ。「ありがとうございます」。「メッチャうれしい」。勝利インタビューでは日本語で喜びを表現。「ボクの1番人気は焼き肉。2番人気は寿司、刺身」。すっかり日本に溶け込んでいる26歳のイタリアンは、来る日に向け、来年から本格的に日本語の勉強を開始するという。

 「桜花賞もベリーグッドチャンス」。海外のホープからお墨付きをもらった新ヒロイン。デビュー以来唯一、後じんを拝したライバルのグランアレグリアが、次週の朝日杯出走を選択。リベンジは来年までお預けとなったが、2歳女王として、桜の主役は譲れない。

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