【競輪】個性派レーサー・加藤慎平引退 05年KEIRINグランプリ優勝

 2005年のKEIRINグランプリ(平塚)、G1・全日本選抜(岸和田)を制した加藤慎平(40)=岐阜・81期・S2=が5日、現役引退を表明した。1998年にデビュー後、競輪祭(小倉)の新人王で優勝。さらにグランプリ、G1、そしてG2・西王座戦(高松)を制するなど競輪はもちろん、SKE関連やボディーフィットネスなどマルチな才能を発揮した個性派レーサーがバンクを去る。

 すでに心の整理はできていたため、表情は晴れやかだった。競輪選手生活との別れ。頂点を極めた誇りが負け続けることを許せなかった。今後は競輪の仕事に外から携わっていく。「トップクラスで戦えなくなり、自分らしい走りもできなくなったのが現役引退の理由です」。デビューから20年。節目の年であることも引退のきっかけとなったようだ。

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