「モーターボート誕生祭・Ｇ２」（１６日、大村）

　岡崎恭裕（３１）＝福岡・９４期・Ａ１＝がインから逃げ切り快勝、優勝賞金４００万円を加算して、賞金ランキングは８位に浮上した。今年の優勝は５回目で通算は３９回目。２、３着は桐生順平、本多宏和が入った。

　巡ってきたチャンスを逃さなかった。３回目のグランプリ出場に当確ランプがともっている岡崎が、抜群の旋回力を見せつけた。インからコンマ１１のトップＳを決めると、１Ｍは懐を締めつつ、まくらせない鋭いターンを披露。２Ｍも的確に回ると一気に引き離して圧勝劇を演じた。「いいＳが行けました」と快勝劇に納得の表情を浮かべた。

　この優勝で賞金ランキングは８位に浮上。「笠原亮さんをここで抜けたのは大きい」と笑みがこぼれた。次節はＳＧ・チャレンジカップ（２０～２５日・芦屋）。「賞金ランクのベスト６入りを狙っているので次が勝負です。ここでつくったいいリズムを芦屋でも生かして、優勝だけ狙っていく」と気を引き締めた。地元で勝手知る水面で岡崎が再び暴れ回る。