【ボート】蒲郡ダービーカウントダウンコラム4

 「ボートレースダービー・SG」(23日開幕、蒲郡)

 7年前、2011年10月の平和島開催で、池田浩二は初めてダービー制覇を成し遂げた。この年は5月にオールスターを制して勢い断然。優勝戦は1号艇での逃げ切り勝ちだった。2号艇の井口佳典が、好ピット離れを見せたがインを死守。「最高のターンができて気持ち良かった」と先マイを決め、栄冠を手にした。この優勝で賞金ランクトップに立ち、そのまま年末のグランプリ制覇までつなげた。

 今年40歳。今回は初めて、地元・蒲郡でのダービーを迎える。蒲郡水面は02年7月の周年記念で、G1初優勝を飾った思い出もある。もちろん、相性は抜群。SGでは07年にメモリアル、16年にグラチャンで優出。最近でも昨年3月の周年記念で優出4着。現在も一般戦とはいえ、2節連続で優出中と好成績を残している。

 近況は、6月の下関周年、7月の尼崎周年でG1優出。とこなめの“お盆シリーズ”で優勝するなど、夏場は好調だった。3節前の平和島一般戦でもエンジンを仕上げていたが「今はいいと思うけど、この調整は季節的にこれまでかな」とペラの試行錯誤は続く。

 これまでSG優勝は9回。大台の10冠目を狙う戦いでもある。ボート界屈指の旋回技術は健在。不惑を迎えた池田が、地元ダービーで13年グランプリ以来のSG制覇に挑む。

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