クリンチャーで凱旋門賞に挑戦!宮本師に直撃インタビュー「雨ならワンチャンス」

 「凱旋門賞・仏G1」(7日、パリロンシャン)

 新装パリロンシャン競馬場で行われる世界最高峰の一戦に、日本から昨年の菊花賞2着馬クリンチャーが、武豊とのコンビで参戦する。管理する宮本博調教師(55)=栗東=は同レース初参戦。6頭立ての最下位に惨敗を喫した前哨戦のフォワ賞から、どう立て直すのか、直撃インタビューを行った。

  ◇  ◇

 -まずは前哨戦のフォワ賞を振り返って。

 「例年のフォワ賞よりメンバーがそろっていました。さらにハナを切ったことで、ペースメーカーのような形に。そのあたりを考えれば、よく踏ん張っている。次にはつながる競馬になってくれたと思っています」

 -逃げる作戦は戦前からあったのか。

 「レース前に武さんが『逃げるかも』とは言っていました。ただ、本番は逃げないでしょう。日本での競馬同様、控えるんじゃないかな」

 -一度コースを経験できたのは大きかった。

 「ロンシャンの芝自体の走りも悪くないとジョッキーは言ってくれました。ただ、ずっと晴れていて、クリンチャーにとってはちょっと時計が速かったですね」

 -理想はやはり重い馬場。

 「(不良馬場で2着の)菊花賞を見ても、重い馬場は合う。ひと雨でも来たらワンチャンスあるかもしれないと思っています」

 -レース後の状態は。

 「馬はシャンとしている。1回使ったら確実に良くなる馬ですし、本番に向けていい感じですよ」

 -凱旋門賞は過去に一度観戦している。

 「前田会長(前田幸治オーナー)にキズナ(13年=4着)の時に招待していただいて応援に行ったんです。まさかその5年後に自分が行くとは。夢のようです」

 -この馬での凱旋門賞挑戦プランは以前からあったのか。

 「3歳の春にすみれSを勝って、その時に凱旋門賞の話があったんです。昨年は行けませんでしたが、今年の天皇賞・春(3着)のレース後すぐに『行くぞ』と前田会長から電話がありました」

 -最後に意気込みを。

 「凱旋門賞に出走できるなんてすごいこと。普通に考えて、その巡り合わせがない可能性の方が高いですからね。調教師冥利(みょうり)に尽きます。いい結果を出せるよう頑張りますので、皆さま応援よろしくお願いします」

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