【ボート】峰竜太が多摩川周年を制覇 イン逃げ圧倒でG1V8
「ウェイキーカップ・G1」(5日、多摩川)
開催最終日の12Rで優勝戦が争われ、1号艇の峰竜太(33)=佐賀・95期・A1=が、イン逃げを決めてライバルを圧倒し、多摩川周年を制覇。優勝賞金900万円を獲得した。G1優勝は6月下関以来8回目で、当地は初V。2着は白井英治、3着には山口剛が入った。
強風8メートルの中で争われた優勝戦。峰は緊張しながらも、インからコンマ15の好Sで先マイを決めると、あとは一人旅。「足はきてたし、ペラも完璧にはまった。自信はあった」と当地初VをG1で決めた。
「100点。ターンマークもしっかり回れた。SGで空回りしてたけど、(この優勝は)救いになった」と喜びをかみしめる。今年のSGはすべて予選を突破しているが、優出は1回のみ。そのもどかしさを、ここで一気に解消した。
今回の優勝で弾みがついたことは間違いない。「日々成長してるのが分かる。向上心が止まらない。SGを取って、だれが見てもナンバー1の選手になりたい。そうなるよう精進する」とさらなる飛躍を誓う。「(次走の)びわこも優勝してきます!」とG1連覇宣言で締めくくった。