【ボート】中野、結果残す!東京地区での勝負強さ際立つ

 「ウェイキーカップ・G1」(31日開幕、多摩川)

 ボートレース多摩川の開設64周年記念「G1・ウェイキーカップ」は31日に開幕し、6日間の日程で争われる。ダブルドリーム制で初日12R「ウェイキードリーム戦」は白井英治、2日目12R「是政ドリーム戦」は峰竜太が1号艇で出走する。ほかの予選メンバーでは長田頼宗、中野次郎ら地元勢が注目を集める。

 中野のG1優勝は通算5回。そのうち多摩川で2007年2月の関東地区選手権、15年3月の周年記念を制している。さらに平和島でも09年3月、11年4月に周年記念を2回制しており、特に地元の東京地区での勝負強さが際立っている。

 今年は序盤から好調。2月までに3回の優勝を重ねた。その後は優勝にこそ届いていないが、コンスタントに優出。だが、その状況を「調子がいいと言えば、いいのかもしれないが一般戦だけ。G1などで結果が出ていないことが気になる」と話していた。それでも、6月の福岡周年記念でようやくG1優出(4着)。きっかけはつかんだだけに、今回は結果を残したいところだ。

 現在の適用勝率は、前期に続いて7点台を守った。5月以降の今期勝率も7点を軽く上回っており、平均STはコンマ14と切れ味も健在。しかも今回の舞台は相性のいいホーム水面。3回目の多摩川G1制覇を目指して、中野が疾走する。

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