日本モーターボート競走会は３０日、グレードレースの新設を発表した。プレミアムＧ１「ボートレースバトルチャンピオントーナメント競走」、Ｇ２「全国ボートレース甲子園競走」を２０１９年度から実施する。

　「バトルチャンピオン－」は４日制で１１月下旬から１２月上旬に開催。賞金ランク争いが確定する１１月のＳＧ・チャレンジカップ、Ｇ２・レディースチャレンジカップ終了後も、ボートレースへの注目度を高めるために新設される。

　出場条件は【１】前年度の優勝者【２】開催年１１月までのＳＧ、プレミアムＧ１優勝者【３】開催年の３ｄａｙｓバトルトーナメント優勝者【４】開催年１０月までのＳＧ、プレミアムＧ１の選出上位１５人から直近９カ月の勝率上位者。

　「甲子園－」は全都道府県の出身者が選抜される。６日制で７月ごろの開催予定。同郷の選手の活躍によって、レース場がない地域のファンを盛り上げ、ボートレースの魅力を全国的に広めるため新設される。

　出場条件は【１】Ａ１、Ａ２、Ｂ１【２】都道府県ごとに過去１年間（前年５月から開催年４月）の勝率５位以内から１人、該当者がいない場合は競走会が選出【３】開催施行者の希望選手。

　優勝賞金額は未定。両レースとも優勝者には翌年のＳＧ・クラシック出場権が与えられる。第１回の開催場は９月下旬に決定する見込み。