年商100億超の“青汁王子”がセレクトデビュー「金持ちによるプライドの戦い」

 2日間にわたって開催される「セレクトセール2018」が9日、北海道苫小牧のノーザンホースパークで開幕。1歳馬のセリが行われた初日は233頭が上場され、“青汁王子”の異名を取る気鋭実業家・三崎優太氏(29)が、ミリオンホースを含む4頭を落札して話題をさらった。なお、この日は計23頭が1億円超えを記録。最高額は「キングスローズ17」の2億5000万円だった(※価格は全て税抜き)。

 年商100億円超を誇るイケメン社長が、華麗なるセレクトセールデビューを果たした。セリの中盤に登場した「ベガスナイト17」(牡)を、1億1000万円で落札したのは三崎優太氏だ。美容通販事業などで知られる「メディアハーツ」の代表を務め、主力商品「すっきりフルーツ青汁」が大ブレークしたことから“青汁王子”の異名を取る29歳。今、最も注目を集める青年実業家と言っても過言ではない。

 今年、JRAの馬主資格を得たばかりという同氏は鮮やかなピンクのスーツで登場。「人生で億を超えた買い物は初めて。結構インパクトのある買い物でしたね。セレクトセールは金持ちによるプライドの戦いという感じで、いい刺激になりました」。異父兄に17年きさらぎ賞覇者アメリカズカップがいるハーツクライ産駒に、「気性は荒そうなんですけど、じゃじゃ馬みたいなのがいいと思って。母の名前も勝負しているみたいで気に入りました」と白い歯をのぞかせた。

 仕事で知り合ったというお笑いトリオ・ネプチューンの名倉潤もセリに駆けつけ、「一緒に馬を選びました。(ベガスナイト17は)見た瞬間、“絶対イケる!”と思いましたね」と興奮気味に話した。

 三崎氏は「厩舎はこれから決めます。まずは初勝利を。できれば重賞を勝ってほしい」と愛馬の活躍を期待した。この日は他にも3頭を落札し、購入総額は計2億2400万円に。甘いルックスの若きセレブが、セリ初日を多いに盛り上げた。

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