【皐月賞】馬場状態から浮上するのはこの馬だ

 「皐月賞・G1」(15日、中山)

 皐月賞が行われる15日、中山競馬場のある千葉県船橋市の天気は雨のち曇りの予報。雨はレースまでには上がる見込みとなっており、本番は稍重~重馬場での決戦が予想される。同舞台で行われた土曜4R(3歳未勝利)は2分2秒4の時計でシゲルシイタケがV。例年は高速化する傾向にあった最終週だが、今年は時計を要している。これからの降雨を考えると、タフな消耗戦は避けられそうもない。Vタイムは2分を超える可能性もある。

 中山で行われた過去10年で2分を超えたケースは3回。イメージとしてはゴールドシップが勝った12年が近いか。前日の雨の影響が残る稍重で行われ、勝負どころの進路取りが明暗を分けた一戦。他馬が避ける、荒れたインを突いた鞍上の思い切った騎乗が思い起こされる。

 状況的に相似するのはタイムフライヤー。2走前のホープフルSは前後半の5Fラップ59秒6-61秒8という前傾の流れを力強く差し切った。消耗戦における強さは証明済み。くしくも、鞍上は当時ゴールドシップに騎乗していた内田博。大胆なイン突きの再現が見られるかもしれない。

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