【ボート】加藤一二三九段が「ラブストーリーは突然に」を熱唱
3枚
「太閤賞・G1」(7日、住之江)
昨年、将棋界を引退したレジェンド・加藤一二三九段(78)が、ボートレース住之江でトークショーを行った。イベントホールには老若男女問わず、大勢のファンが集まりステージに登場すると拍手がわき起こった。
ボートレース場への来場は今回で2回目。4Rを観戦すると「やっぱり迫力がありますね」と目を輝かせていた。その4Rは1号艇の福田雅一(香川)が逃げ切り勝ち。「将棋もそうだが先行、逃げ切りレースはとてもいいですね。15歳の藤井聡太さんの将棋も先行、逃げ切りですから」と1号艇の勝利にご満悦だった。
ただ司会者からの“舟券を買いますか”の質問にはとぼけて「なんですって?」と聞こえないふり。会場は大爆笑が巻き起こった。再び聞かれると「やっぱり買うなら1-2-3ですね」と、自分の名前をもじって買い目を発表した。
トークショーの最後には、得意の美声を披露。童謡の「ふるさと」、小田和正さんの「ラブストーリーは突然に」を歌い終えると会場からは大きな拍手と笑い声。満足そうな表情で舞台をあとにした。