【桜花賞】アーモンドアイ態勢整う 女王徹底マークで活路開く

 「桜花賞・G1」(8日、阪神)

 2歳女王との初対決に向けて態勢は整った。シンザン記念覇者アーモンドアイは4日、美浦Wでマンハイム(4歳500万下)、ノチェブランカ(3歳未勝利)と併せ馬。先週と同じく、モヤで動きは確認できなかったが、陣営によると先行する2頭を追い掛け、直線では内から2馬身突き放したという。

 国枝師がGPSで計測したタイムは5F67秒台で、ラスト1Fは11秒4。傾向として手動計測よりやや速くなるが「いい感じだった」と納得の表情だ。またがったルメールも「良く伸びました。すごくいい状態で良かった。今週は楽しみ」と満面の笑みをこぼした。

 前走、騎乗停止中で手綱を取れなかったルメールは「右回りで勝ったし、阪神の外回りは広いから、跳びが大きい彼女には合う」と自信を見せ、「ラッキーライラックをマークしたい」と戦術をハッキリ明かした。

 8年前にアパパネで牝馬三冠を制したトレーナーは「目標になる相手がいるから、レースはしやすいと思う」と主戦同様の考え。「アパパネと違って挑戦する側だから。当日、落ち着いて臨めればいい競馬になる」と手応えを感じている。2週連続、濃霧の中で行われた調教により一層不気味さを増した東のエース。ベールに包まれた真の姿は、仁川の直線で存分に披露するつもりだ。

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