【フェブラリーS】テイエムジンソク力強い足取りで加速!悲願タイトルへ上昇

 「フェブラリーS・G1」(18日、東京)

 機は熟した。G1奪取に向けて、6歳馬テイエムジンソクが14日好調ぶりをアピール。主戦を背にした栗東CWの単走追いは力強いフットワークでフィニッシュ。ラストを仕掛けられ、6F82秒2-37秒1-12秒2をマークした。古川は「1回使ってさらに動きが良くなっている」と手綱越しの感触にうなずいた。

 動きを見守った木原師も満足げ。「前走を使ってガス抜きができた。ジョッキーを乗せるとテンションが上がるけど、前回と同じ感じ。トモの入りもしっかりしているし、よく伸びていた」と上昇を感じ取る。

 東京のマイルが舞台。コース、距離、芝スタートに、長距離輸送と初ものずくめで挑む。「未知だけど、大丈夫じゃないかと思っている。お母さんは短距離馬だし、距離が縮まるのは対応できると思う。自分の競馬をするしかないので」。トレーナーが冷静に分析すれば、鞍上も「今までも未知な部分がありながら結果が出ているので。どうすればジンソクが力を出せるかを考えれば、おのずと結果は出る」と胸を張る。

 重賞8勝を挙げる古川はこの半年間で4勝と絶好調。しかも、13日の小倉で騎乗停止になったが、開催が雪で1日ズレたことで、処分が翌週からの適用となった。今、最も勢いと運を持ち合わせる男が97年阪神3歳牝馬S(アインブライド)以来のG1勝ちを狙う。「いつものように強いジンソクを見てもらえれば、いい結果が出る」。首差敗れたチャンピオンズCから約2カ月半。リベンジVを果たす。

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