【デイリー杯クイーンC】ツヅミモン鋭伸11秒5!藤岡師「先週で体もできている」

 「デイリー杯クイーンC・G3」(12日、東京)

 大型馬と思えない軽快さだった。ツヅミモンは城戸(レースはM・デムーロ)を背に8日栗東CWで単走追い。5F67秒2-37秒6-11秒5と、ゴール前は鋭い反応を示した。藤岡師は「先週で体もできているから上がり重点。しまいの動きがいい」と満足げ。直前、同じく併せ馬を行ったG1馬ペルシアンナイトのラストは11秒7。その俊敏さは言わずもがなだ。「こういう体重に見えないぐらい素軽い」。馬体重540キロから連想する重苦しさを感じさせない。

 前走のシンザン記念は稍重馬場を考慮して前めの競馬。最後は勝ち馬の決め手に屈したものの、2着に粘った。「スタートが速くていいところを取れるのがいい。前もつかまえているし、この馬も伸びている」と納得の表情で振り返る。

 今後、直行で向かう予定の桜花賞はもちろん、その先にある樫の舞台も見据えている。「東京でいいレースをしたら楽しみになる。血統はマイルだけど、距離が延びても大丈夫」。タイトル奪取で大舞台に弾みをつけたい。

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