豪華決戦! ペガサスワールドカップに要注目

 「魁!海外馬券塾」(17日)

 世界最高の賞金額をうたい、昨年創設されたペガサスワールドカップ・米G1(ダート1800メートル)。第1回は当時の2強だったカリフォルニアクロームとアロゲートの対決に沸いたが、他の出走馬のレベルは決して頂上決戦にふさわしいものではなかった。その2頭が引退し、今年の第2回はどうなるのかと気にしていたが、その心配は無用だったようだ。現在の米国のトップクラスがそろうファン垂ぜんの好カードがいよいよ来週末(日本時間28日朝)に迫っている。

 前走のブリーダーズCクラシックまでG1を4連勝中のガンランナーはここが引退戦になる。逃げて後続を突き放す典型的な米国の強いダート馬で、すでに種付け料7万ドルでのスタッドインが決まっており花道を飾るか。BCクラシックでは、ガンランナーを執ようにマークする競馬をし、わずかに及ばなかったが2着に粘り通したコレクテッドと、同3着のウエストコーストが逆転を狙う。この2頭は今年の米国競馬の主役に成り得る馬で、ドバイワールドCに出てくればどちらも優勝候補だ。

 いずれも前走がG1初制覇のシャープアステカとシーキングザソウル、G1・6勝の名牝ステラーウインドなど脇を固めるメンバーも豪華なこの一戦にぜひ注目頂きたい。(海外遠征コーディネーター・田中敬太)

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