【オート】鈴木圭一郎が自身初の10連勝を達成

 「CatPardo杯 トーマスメモリアル魂の継承 Vol3」(1日、飯塚)

 鈴木圭一郎(23)=浜松・32期=が飯塚オート2日目の11Rで1着となり、史上10人目(のべ14人目)で、自身初の10連勝を達成した。

 レースは8枠、30メートルハンデからスタート。巧みなさばきで先行車を抜き去ると、4周1角で先頭を走る森本優祐(飯塚)を内から抜き、そのまま後続を突き放して1着ゴールとなった。

 鈴木は2013年7月のデビュー以来、最年少SG優勝をはじめ、数々の記録を打ち立てているが、10連勝は初めて。

 「2級車の時に9連勝で止まった時は、悔しさはなかったけど、1級車に乗ってから、7連勝、8連勝が何回かあったのに、10連勝できなかった時に、2級車でできなかった時の悔しさがわいてきました」

 今回はその悔しさを晴らす連勝劇。2節前のSG・日本選手権、前節のG1・飯塚開設記念を制覇し、今開催は主力選手のさらに10メートル後ろからスタートするスーパーハンデを課されている。 「今回、スーパーハンデで10連勝ができて、優勝と同じくらいうれしいです」と厳しい条件をものともしない走りを見せた。

 「明日からも、いつも通りのレースをして、連勝が伸びればラッキーです」と鈴木。今後は2015年に中村雅人(川口)が達成した最多連勝記録の“15”を目指し連勝街道を突き進む。

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