【天皇賞】サトノアラジン圧倒リハ 川田「動き、反応とも良かった」

 「天皇賞(秋)・G1」(29日、東京)

 パートナーの白毛が目立つ分、役者の違いはより歴然だ。サトノアラジンは25日、栗東CWでシロニイ(3歳1000万下)を追走し、4角で背後に取り付く。直線で川田が軽くうながすと大きなストライドを繰り出し、もたつく相手を0秒7差突き放した。5F68秒6-38秒9-11秒8とタイムも優秀だ。

 川田は「前に馬を置くいつものパターン。動き、反応とも良かった。外枠の方が明らかに結果はいい。パンパンの軽い馬場が理想。まずは枠と馬場に尽きます」と体調面には太鼓判を押した。

 ただ、現状では週末は雨の降る可能性が高い。池江師は「以前より背腰がしっかりしてきた。雨は不利だが、行き脚がつかない馬。長い滑走路が必要な分、コースはいい」と、ポジティブ思考で挑む。

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