JRA18年度開催日程発表 海外馬券 WIN5が競馬場で買えるように

 JRAは16日、東京都港区の六本木本部で関東定例記者会見を行い、来年度の開催日割案などを発表した。来年秋からICカードを用いて現金を使用せずに投票ができる『キャッシュレス発売機』の導入も発表。これまでネット販売のみだった海外馬券、一部の競馬場、ウインズのi-Seatとネット販売でしか購入できなかったWIN5も同発売機で購入ができるようになる。

 今まではネット販売が中心だった海外馬券とWIN5が、競馬場やウインズで購入可能となる。JRAは18年秋の東京競馬場(全国導入は順次)から『キャッシュレス発売機を』を導入することを発表した。

 イメージとしては交通系カードと同じシステムだ。キャッシュレス会員になった上で、専用の非接触型ICカード『JRA-UMACA(ウマカ)』へ入金。キャッシュレス販売機にカードをタッチする形で投票が可能になる。

 同システムでは馬券レス(レシートに購入内容を印字して輩出)、現金レス(カード内のチャージ金、払戻金などにより購入)に。また、インターネット投票を利用したシステムのため、海外競馬やWIN5の購入もできるようになる。

 情報照会端末機『UMAポート』も導入し、キャッシュレス投票の過去投票内容照会やオッズ印刷機能に加え、UMACAを介したクーポンなどのサービスを行う予定だ。

 他には今年の12月28日に“JRAスーパープレミアム”を実施することも発表された。新設G1・ホープフルSを含む、中山、阪神の計24競走で、全賭式の払戻率を上限の80%に設定。全ての賭式を上限に設定するのは、14年4月1日の競馬法改正以来、初となる。

 また今年も12月23、24日は、通常の払戻金に売り上げの5%相当額が上乗せされる「有馬ウィーク馬連」が実施される。

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