【競輪】短期登録の外国人女子選手が会見
2017年短期登録選手制度でガールズケイリンに参加するアナスタシア・ボイノワ(24)=ロシア、ステファニー・モートン(26)=オーストラリア、ナターシャ・ハンセン(27)=ニュージーランド、ロリーヌ・ファンリーセン(30)=オランダ=の4人が23日、都内のJKAで記者会見を行った。4人とも昨夏のリオデジャネイロ五輪に自転車競技で出場し、ガールズケイリンには初参加となる。
今回の短期登録選手の目玉となる16年リオ五輪チームスプリント銀メダリストのボイノワは「ロシアのナショナルチームで6月から伊豆で合宿している。小林優香とも一緒に練習した。来日は初めてだけど、日本人はみんなやさしくて過ごしやすい。ガールズケイリンへの参加は、新たな技術の発展につながると思うので頑張りたい」と意気込みを語った。
スピードスケート出身のファンリーセンは冬季五輪への出場経験もあり、「スケートから自転車競技に転向して2年半。後ろの位置から一気に仕掛けるレースをしたい」。ロンドン、リオと五輪2大会連続出場のハンセンは「ガールズケイリンの動画はチェックしてきた。先行で戦っていきたい」。また、モートンはロンドンパラリンピックで視覚障害者のパートナーを務めて金メダルを獲得した異色の経歴を持っている。「ロンドンはパラリンピックで金メダルが取れた。2020年の東京五輪では自分のメダルがほしい」と話した。
4選手は伊豆の日本競輪学校で講習を受けたあと、ハンセン、ファンリーセンは9月6~8日の平塚、ボイノワ、モートンは同月7~9日の取手からレースに参加する予定になっている。