【キーンランドC展望】モンドキャンノが距離短縮で大化けするか

 3歳の素質馬モンドキャンノが、スプリント路線に矛先を向けてきた。朝日杯FSで2着に入ったように、能力的には世代屈指。今回は函館2歳S(2着)以来の6F戦となるが、「この距離の方が集中力が増すはず」と安田翔伍技術調教師はパフォーマンスの向上に自信を見せる。血統的背景を含め、距離短縮で大化けの可能性も十分だ。

 連覇を狙うブランボヌールは函館スプリントSで9着。見せ場なく敗れたが、4カ月半ぶりを叩いて出来は上向いている。「涼しい気候が合う。いい状態ですよ。今の気配なら」と柴田雅章助手は反撃に色気十分。同じく10着からの巻き返しを期す重賞2勝馬シュウジは、鞍上にモレイラを確保した。洋芝も不問だけに怖い。

 昨年の函館スプリントSをレコードで制したソルヴェイグも条件的には合う。UHB賞でオープン特別初Vを決めたイッテツ、脚質転換に成功したフミノムーンも上位陣と差はない。北海道シリーズの常連として知られる古豪エポワスも健在だ。

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