【CBC賞展望】舞台実績のあるメラグラーナが混戦を断つ

 「CBC賞・G3」(7月2日、中京)

 サマースプリントシリーズの第2戦。昨年覇者レッドファルクスはその後、スプリンターズを制している。今年は抜けた存在が見当たらないが、秋の短距離戦線を占う意味で重要な一戦になりそうだ。

 メラグラーナは前走の高松宮記念で10着。G1初挑戦に加え、渋った馬場に泣かされたことを考慮すれば悲観する内容ではないだろう。中京の舞台での勝ち鞍もあり、ここで巻き返しといく。

 メイソンジュニアはファルコンS3着、ニュージーランドT2着。重賞でも力を十分に示してきた。栗東坂路で4F54秒3-13秒0を計時した1週前の攻め内容に、渡辺薫彦調教師は「馬場を考えれば時計は出ていた。動きは良かったです」とうなずく。スピードを生かして重賞タイトル奪取をもくろむ。

 アリンナにも注目だ。重馬場だった前走の葵Sを逃げ切りV。小柄な牝馬だが、パワーも兼備している。初の左回りとなるものの、ここでも面白い存在になりそうだ。7Fの前走を完勝し、スプリント戦でも楽しみが広がったシャイニングレイ、古豪ティーハーフ、NHKマイルC6着馬タイムトリップなども上位候補だ。

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