【宝塚記念】ミッキークイーン反撃態勢 浜中も合格点「反応もよかった」

 「宝塚記念・G1」(25日、阪神)

 反撃の態勢を整えた。単勝1・9倍の断然人気に推されたヴィクトリアマイルでまさかの7着に沈んだミッキークイーンは21日、栗東CWでの半マイル追い。直線半ばで先行したビートフォーセール(3歳未勝利)と馬体を併せると、馬なりのまま先着した。着差はわずか首差で全体時計も4F54秒7。それでも、道悪馬場でラスト1F12秒1と、しまいの伸びは目を引いた。

 「いつも動く馬ですけど、いい動きでしたね。先週、先々週とやっているので、ストレッチさせる感じでしたが、気が乗っているし、反応も良かったですよ」と騎乗した浜中は合格点を与える。前走敗退のダメージが心配されたが、むしろ全力を出し切っていないため回復は早く、池江師も「ここまでは順調。いい状態です」と不安を打ち消した。

 前走敗因は、恐らく左回り。昨年、左前脚の靱帯(じんたい)を傷めた影響から、そこをかばって走っていた。「最初のコーナーを反対手前で入ったからね。右回りの方が絶対いい」とトレーナー。6戦6連対の阪神で、女王の威厳を取り戻す。

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