【安田記念】ステファノス2馬身先着 G1奪取へ“安田記念V仕上げ”

 「安田記念・G1」(4日、東京)

 15年秋の天皇賞に続き、2着に終わった前走の大阪杯。G1奪取への思いをさらに募らせることになったステファノスが5月31日、栗東CWで安田記念仕様の仕上げを完結させた。

 ファントムライト(8歳オープン)の2馬身前を走り、あえてプレッシャーを受け止める形で闘志をかきたてる。3~4角で内に入った僚馬と体を併せ、そしてフィニッシュライン手前で引き離す。シナリオ通りのアクションで2馬身先着。5F65秒9-37秒3-12秒0をマークした。

 「スピード感は十分。前走後は、1600メートルの流れについていける調教を意識してつくってきました」と藤原英師。「厳しい戦いにはなりますが、対応してくれるポテンシャルはあると思います」と信頼を寄せた。

 府中マイルは14年富士S(1着)で攻略済み。屈指のオールラウンダーがいよいよマイル王に輝くか。

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