【ヴィクトリアM】馬場状態から浮上するのはこの馬だ

 「ヴィクトリアマイル・G1」(14日・東京)

 土曜の東京競馬場は朝から雨が降り続け、11R・京王杯SC(芝1400メートル)は重馬場で行われた。V時計の1分23秒2は、過去10年で断然のワーストタイム。芝は掘れ始め、馬場はかなり悪化したと推測される。日曜に雨の心配はないが、パンパンの良馬場は望めないだろう。

 ここ2年は1分31秒台の好時計で決着したヴィクトリアマイル。スプリント志向の強いストレイトガールの連覇は、少なからず軽い芝が味方したと思われる。ただ今年も同様の攻め方をするのは危険だ。当日の回復具合にもよるが、それなりに持久力を要する状態となっている可能性が高い。むしろ東京芝マイル戦のセオリーでもある「中距離馬を狙え」が効力を発揮するのではないか。

 配当を気にしない堅実なファンは素直にミッキークイーンから買うべき。ただ夢を追いたい欲張りなファンには、アスカビレンをお勧めしたい。1800メートルで2勝、2000メートルで1勝の実績は注目に値する。走法からパワー勝負も歓迎のクチだろう。父は今や現役最強馬に登り詰めたキタサンブラックを輩出したブラックタイド。トレンドに乗って投資してみてはいかがだろうか。

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